会長からのごあいさつ
本会は、全国の児童相談所の連携を深め、児童福祉の向上と、その円滑な運営を支援することを目的として設立され、現在は、主に国への要請、調査研究、ブロック活動などを行っています。
平成24年7月26日に厚生労働省より発表された平成23年度の児童虐待相談対応件数は、59,862件と過去最高を記録し、依然として厳しい状況が続いています。また、本年4月には、親権の一時停止制度が新たに始まるなど、児童相談所の業務は増加し、内容も複雑・多様化しています。
子どもや家庭を取り巻く状況が変化を続ける中で、児童相談所は常に子どもの最善の利益を守るため、適切・迅速に対応していくことが求められています。現場の最前線で日夜活動している全国の児童相談所が力を合わせて、協力・連携を深めていけるよう、今後も所長会としての活動を充実させていきたいと思っております。
このホームページでは、広く児童福祉の向上を図るべく、全国児童相談所長会会員の皆様への参考となる情報を中心に発信して参ります。
平成 24年8月31日
全国児童相談所長会 会長